遅刻をされるお客様への対応
個人経営でなくても
困るのが遅刻をするお客様の対応。
効率よくお客様をこなしたいネイリストにとって、遅刻されてしまうと、
そのあとのお客様、そのあとのお客様とずっと引きずってしまいかねません。
そうならないために
「遅れる場合にはご連絡お願いします」
や「遅れた場合には御断りすることがございます」とやんわり、
なんならキツくアナウンスしてしまいがち。
かと言って遅刻癖のあるお客様は
サロン側が時間で動いていることや
サロンが困るだろう、ということは
おかまいなしなんだと思います。
でも遅刻された方にペナルティを課しても
問題は解決されません。
そんなことよりも
「このサロンは遅刻できない」と思っていただくことに力を
入れたほうがサロンにとってプラスです。
それは遅刻したらペナルティを課すのではありません。
コンビニのトイレを思い出してください。
こんな張り紙を見たことはありませんか?
最近はコンビニだけではなく色々なところで見かけるようになりました。
これは「トイレはキレイに使いましょう」や
「水は止めてください」などと比べたら
お客様側はどちらが気持ちがよいでしょうか?
答えは「キレイにに使っていただきありがとうございます」の方ではありませんか?
それは注意の言葉より感謝の言葉の方が気持ちがいいからです。
考えてみれば当たり前ですね。
人はこんなふうに感謝の文字を見たら
キレイに使わなくちゃと思うはずです。
(とくに礼儀正しい日本人は)
そうなんです。これをあなたのサロンで置き換えてみるとどうなるでしょうか?
「予約時間までのご来店のご協力ありがとうございます」
ね!嫌な感じがしないで、お客様に
時間通りに来てもらうことを促せるんです。
でもお客様にもどんな都合があるか分かりません。
電車に遅れたり、渋滞していたり
お子様の具合が悪かったり…。
そんなアクシデントで遅れるお客様にも
笑顔で気遣い、気持ちよく接客してさしあげたいものです。
そのためには日頃から会話術を研究し
迷わせないカラーやアート選び、スムーズな施術でどんな時間にも
できるだけ対応できる技術を磨くことが必要です。
常にお客様があなたのサロンを選んでくださることに感謝する気持ちを
忘れないでお客様をお迎えしたいですね。
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